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高野山真言宗 金光明四天王護国の寺 醫王山 飛騨国分寺

TEL. 0577-32-1395

〒506-0007 岐阜県高山市総和町1-83

大銀杏 GINKGO

大銀杏概要

・国指定天然記念物 昭和28年3月31日
・樹 齢 推定1250年以上
・目通り 約10メートル
・樹 高 約28メートル


乳イチョウ物語

天平の昔、初めてここに七重の塔が建てられた時のこと、 どうしたことか、大工の棟梁が柱を間違って短く切ってしまったその時、棟梁の一人娘八重菊はいたって孝心深く、父の心配事を知り、色々考えた末、 「柱の上に枡組を作って補えば、却つて装飾になって美しいでしょ」と父に教えた。 塔は立派に完成し、その出来栄えは国中の評判となった。
そこで父の棟梁は自分の名誉を守るため八重菊を殺して境内に埋めてしまった。孝心深い八重菊は父の為に深く死を諦め 「願わくば十方の諸仏、わが亡き後永くこの寺を護って諸人を利益し、諸菩薩わが願いによって必ず女人の心願を満たされん事を」と祈って、自ら悲願の人柱となったのである。 八重菊の塚の上に一本のイチョウを植えられたが、今は根元に石の親子地蔵がまつられ古来、乳の出ない婦人が願かけをするので、「乳イチョウ」と呼ばれている。
昔から、国分寺のイチョウの葉が落ちれば雪が降る、とも言い慣らされている。
なお、国分寺のイチョウは雄(オス)の木なのでギンナンの実はできません。

  
たくさん垂下する気根(空気中に出る根)を乳房に見立て、「乳イチョウ」とも呼ばれている。  

大イチョウの黄葉

◆最新情報は『ひだっちブログ』にアップしていますので参考にしてください。

  

大イチョウと二十四節気(にじゅうしせっき)

日本には、二十四節気(にじゅうしせっき)という季節を表す名称があります 。1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けた24の期間を表します。そのうち立冬(りっとう 11月7日〜11月21日)は暦の上では冬に入ると言われ、小雪(しょうせつ 11月22日〜12月7日)は小雪が降り始める頃といわれています。
国分寺のイチョウもだいたい立冬前後から色付き始め小雪向かえる頃にします。その様はその年の天候により様々な変化を見せます。

※イチョウの黄葉に関するお問い合わせはご遠慮ください。 情報はブログでご確認下さい。

 ◆大イチョウについて よくある質問

Q.ギンナンはならないの?

A.国分寺の大イチョウは雄(オス)の木なので、ギンナンはなりません。

Q.いつごろ黄葉するの?
A.その年の気候により変動しますが、例年11月20日ごろか黄葉のピークとなっています。

 2023年度イチョウのようす。最新情報は『ひだっちブログ(立冬:11月8日  小雪:11月22日)

2023.11.26

 2023.12.02

2023.12.04

2023.12.06

2023.11.12

 2023.211.14

2023.11.20

2023.11.23

2023.10.24

2023.11.03

2023.11.07

2023.11.08(立冬)
 


■2022年度イチョウのようす。(立冬:11月7日  小雪:11月22日)

2022.11.24

2022.11.25

2022.11.26

2022.11.28

2022.11.12

2022.11.15

2022.11.19

2022.11.21

2022.11.03

2022.11.07(立冬)

2022.11.10

2022.11.11




  2022年11月8日(火曜日)
■国分寺大銀杏と皆既月食
日本では442年ぶりの皆既月食と天王星食が同時に観測できる天体ショーが見られました。
皆既月食とは、太陽と地球、月が一直線に並び、月が地球の影に入る事で起きる現象です。
東の空で皆既食が午後6時9分から始まり、午後7時16分から午後8時42分にかけて完全に地球の影に入りました。


※画像提供:(上仲剛司様)
iPhone13Pro/ナイトモード/シャッター10秒
 
■2021年度イチョウのようす。(立冬:11月7日  小雪:11月22日)
 2021.11.21(ピーク)  2021.11.26  2021.11.28  2021.11.30
2021.11.13 2021.11.14 2021.11.17 2021.11.20
 2021.11.03  2021.11.07(立冬  2021.11.10 2021.11.11




 
■2020年度イチョウのようす。
2020.11.21  2020.11.22(小雪) 2020.11.25  2020.12.01
2020.11.13 2020.11.14 2020.11.17 (ピーク) 2020.11.118
 2020.11.03  2020.11.08  2020.11.11  2020.11.12

     
   
■2019年度イチョウのようす。
 2019.12.08  2019.12.09  201912.10  2019.12.23
2019.11.22小雪 2019.11.24ピーク 2019.11.30初雪 2019.12.05
2019.11.08(立冬 2019.11.15 2019.11.17 2019.11.18

2018年9月4日の台風21号で甚大な被害を受け、折れた枝などの調査と撤去作業が今年8月と10月に行われました。 今までの雄大な姿から垂れ下がって危険だった裾の枝や上部の枝が取り除かれ少し寂しげなイチョウになりました。







2018年度イチョウのようす。

本年度は、9月4日の21号台風で甚大な被害を受け、風で折れて落下した大きな枝などは片づけられたのですが、上部で折れたり皮一枚で引っかかった状態で残ってる枝はそのままになってるのが多く見られます。
例年まだ多くの葉に覆われてるイチョウは、多くの枝か折れ幹や枝がむき出し状態で寂しげです。
特に被害が大きかった西側は、太い枝が折れたので幹が丸見え状態です。

国分寺大銀杏は、1953年(昭和28年)3月31日に、国の天然記念物に指定されているため 文化財保護法(第80条)において,「その現状を変更し,又はその保存に影響を及ぼす行為をしようとするときは,文化庁長官の許可を受けなければならない.」と定められているので、手の付けれないところもあり、立入禁止地域もありますので十分にご注意ください。

■2018年9月5日 21号台風被害の早朝

■2018年11月17日の境内


■2018年度イチョウのようす(立冬:11月7日  小雪:11月22日)
2018.11.30  2018.12.05 201812.09(初冠雪)  2018.12.10
 2018.11.20(ピーク 2018.11.21 2018.11.25 2018.11.27
2018.10.26 2018.11.07(立冬 2018.11.15 2018.11.16





       
2017年度イチョウのようす。
2017.1123 2017.11.26 2017.11.28  2017.12.03(完了)
2017.11.12 2017.11.19(みぞれ) 2017.11.21(降雪) 2017.11.22(小雪
2017.10.26 2017.10.31 2017.11.05 2017.11.07(立冬





2016年度イチョウのようす。
 2016.11.23  2016.11.24(初冠雪) 2016.11.28  2016.12.07(初氷)
2016.11.07(立冬) 2016.11.13  2016.11.20(ピーク) 2016.11.22

   ■2015年度イチョウのようす。
       
2015.12.01  2015.12.07 2015.12.09(落葉完了) 2015.12.31
       
 2015.11.05  2015.11.10  2015.11.15(11時)  2015.11.27(初雪)

■平成27年11月15日から11月27日の初雪までのようす。


   ■2014年度黄葉のようす
       
 2014.11.04  2014.11.10  2014.11.18(ピーク)  2014.12.02(初雪)
2014年11月20日落葉の時

醫王山 飛騨国分寺

〒506-0007
岐阜県高山市総和町1-83

TEL 0577-32-1395

■毎月の法会
・ 8日 本尊薬師如来供
 13:30〜(本堂)

・21日 弘法大師 御影供
 13:30〜(大師堂)

・28日 不動明王 護摩供
 13:30〜(護摩堂)