醫王山 飛騨国分寺の概要(高野山真言宗)
天平13年(AD741)、聖武天皇は国分寺建立の詔勅を下し、諸国に国分寺と尼寺を造立せしまられた。
僧寺には七重の塔を造り、金光明最勝王経を写し、封50戸、水田10町を施入し僧20人と定められた。その目的は金光明最勝王経の読誦講読による鎮護国家の理想実現と地方政治の確立、文化の開拓にあった。
当飛騨の国分寺は、開基を行基菩薩とし、天平18年(AD746)草建されたという。天平勝宝元年(AD749)には大野郡大領飛騨国造高市麻呂は当寺に知識物を献じたので従五位下を授けられた。と「日本紀」に記されているが、当寺造営の消息を物語るものであろう。奈良朝当時の伽藍配置については、現境内に塔の中心礎石が現存して文部省の史蹟に指定されており、また現本堂の床下に旧金堂礎石群が残存して、宝塔と金堂が南面して併立していたことが実証される。
平安朝に入って「弘仁十年八月飛騨国分寺炎上」と「日本逸史」に見えるが、間もなく再建されたものらしく、文徳天皇嘉祥三年(AD850)、飛騨の国講師徳厳が「安居修業、飛騨国分寺、毎年薫修」のことを上奏して許され(文徳実録)延喜式主税諸国出拳稲の条に「飛騨国分寺料五千束、文珠会料壱千束」と定められている。しかしながら以後の史料は中絶して明らかでない。
本堂は室町時代の建築。樹齢1250年以上といわれる大イチョウ、飛騨地方唯一の三重塔、本尊には薬師如来坐像等が安置されてます。
思い出のたくさん詰まった大切な人形だから、しっかり供養してあげたい。 ぬいぐるみ、雛人形、武者人形、フランス人形、その他霊魂物を丁重に真心込めてご供養いたします。
日時:令和5年4月4日(火)
場所:飛騨国分寺
受付:午前10時~午後3時
供養料:1,000円以上
施餓鬼法要(午後3時~)
※供養料の一部を社旗福祉事業へ寄付させていただきます。
※マネキン人形・カットウィング・ガラスケース・スチール製ひな壇等お引き受けできないものがありますのでご了承ください。
※当日会場に来られない方は、一善にお持ちいただければお預かりいたします。
■3月28日から
受付午前9時~午後4時
お問い合わせは:株式会社一善 tel:0120-015-755
〒506-0007
岐阜県高山市総和町1-83
TEL 0577-32-1395
■毎月の行事
・ 8日 本尊薬師供
・21日 弘法大師供
・28日 不動明王護摩供